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映画「バットマン」シリーズで大活躍だったクリスチャン・ベールが主人公の最新作映画「バイス」。

この映画は、2000年から発足したブッシュ政権を陰で操った副大統領の映画です。

政治の映画は堅苦しくなりがちですが、今回の映画「バイス」は、親しみやすさを前面に押し出した【コメディ】。

面白く政治の映画を見せて、飽きさせない作りになっています。

今回はそんな斬新な政治映画「バイス」のあらすじ・ネタバレを紹介します。






あらすじをネタバレ

物語は2001年9月11日、午前9時38分、大統領危機管理センターから始まります。

シークレット・サービスに護衛されディック・チェイニーが入室してくると、現場はただならぬ雰囲気。

直ちにFAA(連邦航空局)に飛行中の航空機数を確認していました。

 

 

その後、危機管理室には名だたる長官、補佐官たちが勢ぞろいします。

そこでチェイニーは怪しい航空機の墜落権限を得ます。

そんなチェイニーが一体どんな人物だったのか・・・。

実は多くの人が、その事実を知りませんでした。

過去に大学中退したチェイニーは、電気工として働いて妻と生活していました。

 

 

しかし真面目に生きられないチェイニーに、妻のリンは激怒。

離婚を提案され、焦るチェイニーは生まれ変わろうと頑張るのでした。

そこでワシントンに訪れたチェイニーは、議会のインターフェロンに参加しました。

その時に壇上にいたのが、下院議員だったラムズフェルドでした。

 

 

ラムズフェルトについて学ぼうとしたチェイニー。

そう、それがチェイニーの政治家になる第一歩だったのです。

そこからはチェイニーの目まぐるしい努力と、駆け引きが始まります。

その頃の政権はニクソンの時代。

苦しい戦いを強いられたチェイニーでしたが、ラムズフェルトと協力しながら乗り切ろうとします。

 

そのためにはライバルの妨害もし、貪欲に政治家として出世を目指すチェイニー。

とうとうチェイニーは、史上最年少の大統領補佐官にまで上り詰めるのです。

 

しかし、翌年に政権は交替し、チェイニーは解任。

またしても選挙にトライすることになったチェイニーですが、心臓発作を起こし入院してしまいます。

その不遇な時を支えたのが、妻のリンでした。

倒れたチェイニーの代わりに選挙民の支持を保ち続けたのです。

そのリンのおかげもあって、チェイニーは10年間議席を保持しました。

苦労もありながらも、順調で議員を続けていたチェイニーでしたが、ある日娘のメアリーが衝撃の告白をします。

それはメアリーが同性愛者である・・・と言う告白でした。

 

 

メアリーが糾弾されてはいけないと、議員を辞職するチェイニー。

辞職した後は、エネルギー産業の多国籍企業「ハリバートン社」でCEOとして働いていましが・・・。

ある日チェイニーのもとに、ブッシュの選挙対策室から電話があったのです。

その内容は、副大統領候補として参戦してほしい!というもの。

そして物語の歯車は加速をはじめ、チェイニーの快進撃が始まるのでした。

今回の映画「バイス」は、一介の電気工がアメリカの副大統領になるまでのサクセスストーリー。

 

 

しかしこの映画はただのサクセスストーリーではありません。

大統領であるジョージ・ブッシュにその力量を買われ、副大統領にまで上り詰めたチェイニー。

ブッシュ政権の陰に隠れながらも、チェイニーの手腕は伝説となり語り継がれています。

学歴の無いチェイニーが、ブッシュ政権のほとんどを操っていた・・・と噂されていたほどです。

そしてとうとう911のあの日・・・。

 

 

壮絶なテロが起こり、誰もが騒然としました。

911をテーマとした映画は、多くありますが、当時のアメリカ政権の目線から捉えた映画は初めてです。

1人のお酒好きの電気工が、政治を動かし、多くのアメリカ国民の命を救ったことは異例の事態として、語り継がれています。