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2019年が始まって皮きりに公開された映画は「マスカレードホテル」。

東宝がまんを持してお勧めする今回のミステリー映画は、1月18日からの公開にもかかわらず3月の現在でも公開中です!

これは最近の日本の映画では異例のロングラン上映となっています。

 

そこまで人気があるなんて、「マスカレードホテル」ってどんな映画なの?と思いますよね。

この映画は人気作家・東野圭吾さんの小説が原作で、舞台も豪華絢爛!

 

見ごたえたっぷりの映画に仕上がっています。

今回はそんな人気の映画「マスカレードホテル」の感想を紹介します。

映画「マスカレードホテル」の見どころを紹介・キムタクのワイルドな風貌にドキッ!

この映画「マスカレードホテル」は次の事件現場が、このホテルである可能性がある・・・という冒頭から始まります。

長澤まさみ演じる一流フロントマンである尚美は、潜入捜査官である新田を教育する係になることに。

 

 

木村拓哉演じる刑事・新田はこれはもう、ホテルノフロントには向かない仏頂面の強面刑事。
これをフロントマンとして教育するには・・・と、困り果てる尚美でした。

しかし新田が英語が話せることや、真面目そうな人柄に注目して、フロント業務をいちから教え始めました。

 

 

なんとかフロントに建てる容姿に新田を変身させ、いざ業務開始。

そのホテルにはいろいろな仮面をかぶった「お客様」が事情を抱えて現れるのです。

まずこの物語の始まりで、ドキッとするのは木村拓哉が演じる初の刑事役が見られるところです。

 

 

今までは純情な役柄が多かった木村拓哉。

彼が絶大な人気が出たのは人気ドラマ「ロングバケーション」では、木村拓哉の役柄はピアニストでしたよね。

そんな繊細な役柄で、人気を博した木村拓哉が、今ではちょっとぶっきらぼうな刑事役を演じているんです。

 

 

これは、なかなかの見ものになっています。

カッコよくて親しみが持てる印象の役が多い木村拓哉でしたが、この映画ではワイルドで不器用なカッコよさを演じているんです。

 

映画「マスカレードホテル」の主役に木村拓哉が選ばれた理由は?

この人気映画の主役に木村拓哉が何故選ばれたのか・・・。

それはこの映画の原作である東野圭吾がこの映画の主役には、「是非木村拓哉を!」と発言したことがきっかけなんです。

東野圭吾といえば、いままで「ガリレオ」シリーズや人気映画を数多く手がけています。

 

 

しかし小説の段階から

「この作品の主人公は木村拓哉で!」

と、決めていたらしいのです。

 

 

木村拓哉にしてみると、こんなうれしい話はありませんよね。

しかも木村拓哉自身も興味を持っている英語が堪能な役柄。

そしてぶっきらぼうなのに、どこか優しい・・・というキャラクターも木村拓哉の新しい一面を引きだすプラスになる役柄なんです。

 

 

過去の映画の演技とも比較

主人公の刑事を熱演した木村拓哉は現在47歳。

22歳からドラマや映画で活躍している木村拓哉ですが、若いころには映画出演が少ないんですね。

 

しかしその出演数が少ないのに、初期のころから存在感がある役どころを見事に演じていました。
今回は映画「マスカレードホテル」での木村拓哉の演技と、存在感溢れる海外映画「2046」の木村拓哉の演技の違いを検証してみたいと思います。

 

 

映画「2046」とはどんな映画?

2004年に公開された海外映画「2046」。当時話題作で有名だった映画「花様年華」を描いたウォン・カーウァイ監督の作品。

静かな水の流れの中でも消えない情熱の炎のような映画を描く監督の本作品は、少しSFの要素を交えながら、男女の愛を描き出しています。

 

 

主人公には世界的に有名な俳優・トニー・レオン。そのトニー演じるチャンは作家で、女性に慣れた遊び人。そんなチャンが本気で好きになった女性を思い描いて書いた小説が「2046」なんです。

 

 

その小説の中での主人公が木村拓哉演じるタク。小説の中ではアンドロイドと恋をしますが、チャンの現実の恋と木村の架空の恋がリンクされ、美しい世界観を醸し出していました。

 

 

木村拓哉は日本語で出演していて、この映画のナレーターも務めています。

 

初の海外映画進出!新たに発掘された木村拓哉の魅力とは?

日本でのドラマでは「健全な青年役」が多い木村拓哉ですが、この映画「2046」では、儚いくらい美しいただづまいを貫きます。

冒頭の木村のナレーションから印象が強かったのですが、その寂しげな【声の演技】は見事としかいいようがありません。

 

 

そして恋する女性とともに立つその姿。嫋やかで華奢な女性に寄り添う男性を演じる木村拓哉の演技は、自分を押し殺す演技に徹しています。

 

 

その演技は自己主張を一切せず、女性という【華】をいける【花瓶】のような振る舞い。女性を引き立たせ、支える男性であるからこそ、その木村拓哉の演技は「透明な花瓶」でなくてはいけないのです。

 

 

恋に翻弄されつつも、美しい女性に告白する礼儀正しい紳士。若い木村拓哉の「恋に葛藤する演技」も見どころになっています。

 

 

【花瓶】のように女性を引き立たせる役の要素も強い、今回の木村拓哉の演技。

 

 

しかしその配役も、美しい木村拓哉だからこそ適任だった、と言えます。そしてこの映画の公開は2004年であり当時の木村拓哉は32歳でした。

しかしこの映画は撮影期間がとても長く(途中で一度撮影延期のトラブルがあった)、木村拓哉の撮影時の年齢はもっと若いと思われます。

 

 

20代の木村拓哉の生々しい恋愛や失恋の表情を観ることができる映画です。
その後、同年2004年に木村拓哉が声優として出演した「ハウルの動く城」では、その声が好評でした。

 

 

今回紹介したの映画「2046」のナレーションでもアピールされた「寂しげな声」。優雅で上品でありながら、どこか優し気なその声に最初に注目し採用した、ウォン・カーウァイ監督の洞察力も素晴らしいですね。

 

 

映画「マスカレードホテル」での木村拓哉の演技は?

2019年、47歳になった木村拓哉の映画「マスカレードホテル」での演技は、武骨そのもの。

長澤まさみ演じる尚美と口論を続けながら、犯人を捜していきます。

 

 

しかし業務や口論、推理を一緒にしながら、ワイルドな木村拓哉演じる新田が、洗練されたり、思いやりに気づいたり、と成長していくのです。

木村拓哉が32歳の時に公開された映画「2046」の時に比べて、美しい外見の中の【生身の心】を見せてくれるよな作品になっています。

 

 

今回は新年から爆発的人気で公開が延期になった、映画「マスカレードホテル」に主演する木村拓哉の、若かりし頃の映画「2046」に注目してみました。

映画「マスカレードホテル」も映画「2046」も木村拓哉は不器用で、その不器用さゆえに存在感が醸し出されているんですね。

どちらの映画の木村拓哉もいい味を出して、心を込めた演技を見せてくれています!

 

 

映画「マスカレードホテル」の監督にも注目

今回の映画「マスカレードホテル」の監督はドラマ「HERO」シリーズでおなじみの鈴木雅之監督です。

鈴木監督は東野圭吾の作品の映画化にも精通している監督で、しかも「HERO」シリーズでは木村拓哉と長年仕事をしています。

そんな鈴木監督ですから、木村拓哉の魅力を引き出す方法は十二分に知っているし、お手の物ですよね!

 

 

まとめ

今回は木村拓哉が主演したミステリー映画「マスカレードホテル」の感想と見どころを紹介しました。

ホテルにやってくるお客様は、素性を隠してまるで「仮面舞踏会=マスカレード」のよう。

そんな舞踏会の中心で、「殺意」を敏感に感じる新田と尚美のコンビネーションがうまく表現されている映画です。

 

ミステリー好きにも評価が高いですし、もちろんキャスト全員が魅力的に描かれています。

次回は続編映画化も期待されている映画「マスカレードホテル」。

素晴らしい舞台と制作陣、キャストが織りなす舞踏会に、あなたも迷い込んでみませんか?