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ハケン占い師アタルの3話の感想やネタバレをまとめていきたいと思います。







あらすじ

今回話の中心人物は、新入社員の品川一真

入社して、1年目の品川はチームの中で1番の古株であり、かつては伝説のイベントを手掛けたとされる上野のアシスタントをしている。

プライベートでは、大学生の頃からの彼女と同棲していて、リア充のようにみえるが、毎朝コンビニでパンと牛乳を買いながら、大学時代の同級生たちのブログやSNSでリア充ぶりを目の当たりにし、今の自分自身に焦りを感じている。

会社へ行けば、上司の上野に嫌味や小言を言われ、毎晩のようにお酒を飲みにつれていかれて昔の自慢話ばかり聞かされる。そんな毎日に嫌気がさして会社を辞めたいと思っている。

そんな中、会社挙げての一大イベントの依頼が舞い込んできて、制作Dチームも喚起に沸く・・・が、Dチームに任された仕事は、イベントのメインではなくサンプリングの企画だった。

納得のいかない上野は、担当を拒否し品川に押し付ける形になった。

嫌々ではあるが、逃げ道がなくなりやるしかなくなった品川は、誰の力も借りずに企画書を仕上げる。

会議で自信ありげに発表するも、上野からは完全にダメ出しをくらってしまった。

更に、よくある企画をコピー&ペーストしていたことがバレて恥をかかされる。

イライラが募った品川は、今まで上野に受けたパワハラの報告書をまとめて課長の大崎とその場に居合わせた部長の代々木にまで渡してしまう。

部長の代々木は、問題が起きることを恐れ大崎に上野のアシスタントから品川を外すよう指示する。

品川は、代々木に自分の気持ちを理解してもらえたと喜び信頼したが、社長がエレベーターに乗ってくるとそちらを優先した代々木に、気を悪くする。

 

パワハラの報告書を見せられた上野は激怒したが、自分たちが若い時と今とは時代が違うと大崎に説得された。

その後、品川は晴れて上野のアシスタントから外れて大崎の下につくことになり、上野の下には目黒が配置された。

しかし、目黒は大変だと嘆くこともなく「今までこんなに命令されたことがないから楽しい」「厳しいこと言われても勉強になる」とむしろ仕事を楽しんでいるように見えて困惑する。

仕事中に、自分のスマホでSNSを見ていたところを上野に見つかり、みんなの見ている前で怒られる。

「誰のアシスタントについても自分で変わろうとしないと仕事できない奴はできないままだ」「言われたことをやるだけなら誰でもできる」と説教され黙ったままかばんを持って去っていく。

様子を見に行ったアタルから、「口で言っても無駄だからメールを送ります」との伝言と同時に「一身上の都合により辞めさせていただきます」とのメールが届く。

原因を作った上野にも少し同様の色がみえる。

 

品川が家に帰ると、同棲していた彼女が出て行ってしまう。

声優の仕事がしたいという夢を追いかけるため。品川は「声優なんかで食っていけるか」と言い残す。

直後、大崎が来て説得するが、反抗する。

翌日、サンプリングイベント当日。品川は出社しなかった。

天気は雪。配布は300個。品川が提案した数のまま訂正されていなかった。

 

最近まで、会社を辞めたいと言っていた神田と目黒が品川を説得しに行くことに。

困ったときの神頼みではないが、自分たちが救われたようにアタルに占ってもらえるようにいらいするが、アタルは占いはやらないという。

そこに品川がやってきたが、占ってもらうためではなく退職願を出しに来ただけだという。

目黒が再度、本当にいいの?後悔しない?と言われると品川の気持ちは揺らぐ。

さっきとは打って変わって、アタルに占ってもらえるようにお願いしに行く。

しぶしぶアタルは占うことになるが、普段のアタルとは真逆の性格に変身。

 

1つ目の質問 嫌な上司にいじめられるがどうしたらいいか の問いに

アタルは、相手は変わらないからしょうがない。

どこに行ったって同じような人間はいる。

それより、心配して引き留めてくれる先輩を大切にしたほうがいい。と。

2つ目の質問 ここは俺のいるべき場所なのか の問いには

どうしてこの会社に入ったのかと聞くアタル。

そして過去の目が開く。大学の演劇サークルでの後悔を見せられる。

逃げてばっかりいる奴に自分の居場所が見つかるわけがない。

何が正解かわかって生きてる奴なんか一人もいない。と言われる。

 

今更どんな顔して戻っていいかわからない品川は、サンプリング会場の近くに様子を見に行く。

雪が舞う中、必死に集客するチームのメンバーを目の当たりにする。

神田に見つかるが、帰ってしまう。

女装して戻ってきた品川は、演劇サークルでの演技力を生かしサクラを演じる。

その甲斐あってか、なんとか予定の300個をさばききる。

 

クライアントの担当者から感謝を述べられ、感極まった品川は涙を流す。

そして、「すぐに会社を辞めるというのを辞める」と宣言する。

それに対し、いつも厳しいことを言っていた上野から「まぁ、がんばれ」と言われて、二人のわだかまりは少し解消されたように思う。

 

翌朝、掃除のおばちゃんにパワハラの報告書と退職願を捨ててもらい、スマホの転職アプリなどを削除した。

キャリアシートも仕上げたところに、アタルと神田、目黒が出勤してくる。

初めてのキャリアシートと写真を撮るアタル。神田がみんなで撮ろうと提案すると拒否される。

「SNSとかにUPされたくないんで」と。

その後、アタルの母親キズナが「アタルはまだ見つからないの!?」と言っているところからすると、アタルは母親から逃げているのだろうか。

感想

入社一年目から会社や仕事に不満を持っていた品川は、心のどこかで演劇に対して諦めきれない気持ちがあったんじゃないかと思います。

“こんなはずじゃなかった” “思っていたのと違う” という思いと、夢に向かって頑張っている周囲の人たちを見ていると、夢より安定を選んだ自分の判断が間違っていたんじゃないかと不安になる気持ちがよく分かります。

上野さんの発言は、現代のコンプライアンスには抵触しパワハラだと思う部分も多かったですよね。

 

しかし、彼なりの部下に対する愛情だったように思います。

自分もそうやって育てられてきたから、同じように・・・というあるあるですね。

 

毎回、アタルちゃんの占いの指摘にはドキッとさせられます。

「何が正解かわかって生きてる奴なんか一人もいないんだよ」っていう言葉がグサッと刺さりました。

確かにそうですよね。生きていく上での正解は、自分が死ぬとき少しでもいい人生だったと思えればどんな形でも正解なんだと思うし、死んだあと周りの人に惜しまれる人であれたならそれもきっといい人生だったんだと思います。

正解を導き出すことよりも、そこへたどり着くまでの過程のほうが大切なんだなと感じました。

 

上野さんも、自分が原因で新入社員が退職してしまうことに多少動揺していた様子で、最後には、不器用ながらも「せいぜい頑張ることだな」なんてセリフを残すくらい、気にしていたんだなーと、始めはイライラさせられるキャラだったけど、少しは好きになれそうです。

アタルちゃんの謎に包まれた過去は未だ謎のままですが、どうやら母親らしき人物 キズナ から逃げているらしいことがわかってきました。

自分のことを話したがらないのも情報が漏れないようにするためなのでしょうか?

これから先の展開がとても楽しみです。