U-NEXT
Pocket

死役所の漫画2巻の原作ネタバレ

あらすじ

第6条 腐ったアヒル① ネタバレ

20年近く漫画家を目指している塙だが売れる事なく既に31歳になっていた

そんな時、出版社から作画の話が持ち上がる

戸川アランという元放送作家が書いた小説で「バイク少年の荷物は腐ったアヒル(仮)」
という変なタイトルの話だが、後にアヒルロードというタイトルで出版される事になる。

塙は、自分の世界感とは違うと断ろうとするが

編集者に押し切られ作画でも世にでる事になる事もあり、塙は、しぶしぶ作画を引き受ける事に

戸川アランの非凡なストーリの発想がバイクに乗っていた時ひらめいたと聞き

自分も何かアイデアがひらめけばとバイクに乗るようになったが、塙にとっては悪運となった。

ある日、追い越しをして来た車とぶつかり塙は事故にあってしまう

気が付いた時には、首にコルセット目にはグルグルと包帯を巻かれて病院のベットにいた

編集者の直入(なおいり)さんから

事故の衝撃で眼球を痛めて
右目は完全に失明し、左目も殆んど見ない状況となり

「もう、漫画書けないんだよ」と告げられる

第7条 腐ったアヒル② ネタバレ

塙は絶望の中でも、自分の描きたい漫画を模索し続けてゆく中、足を踏み外し事故に遭ってしまい。
今回は死役所へ、

虚ろな記憶の中、事故で死んでしまった事に気づく。

第8条 男やもめ ネタバレ

7人目のお客様は、心筋梗塞で亡くなられた襟川さんの話です。

案内をしたシ村さんに
1年前に自分の妻の事を聞き何か伝言がなかったかきくと。

シ村さんは、お綺麗なご婦人でしたので、よく覚えています。
旦那さん、襟川さんのことをとても心配していましたと答えます。

襟川さんの奥さんの典子さんは、綺麗で人当たりがよく、みんなから好かれていました。

病気で入院中には、見舞いの人が絶えず、見舞い品もたくさんもらうような人気者でした。
退院したらお礼に回らなきゃ、と言っていた典子さんでしたが、
そのまま帰らぬ人となります。

逆に、旦那の襟川さんは人間付き合いをしないタイプでした。

しかし、何を思ったか、典子さんの死後、典子さんが参加していたグランドゴルフや老人会に、
積極的に参加するようになりますが、口の悪さや自分勝手な言動は変わりません。

「男やもめに蛆がわき 女やもめに花が咲く」

自分はそうならなかった。地域に溶け込んで
いたと嬉しそうに話す襟川さん。

そんな襟川さんを見て、シ村さんは典子さんの心配事を思い出します。

「いらないことを言って気を悪くさせたり、
自分が思った返事がないと怒ったり」
「どんどん外に出る方が心配。嫌われやすい人だから」

事実、襟川さんの死後には
家から異臭がしていましたが奥さんの心配通り、周りからは敬遠されがちでしたので
誰にも発見されていませんでした。

その遺体に蛆がわいていたのです。

第9条 石間徳治 ネタバレ

死役所で勤務している人間は過去に裁判で死刑になったものが担当しているのです。
また、名前には 必ず「シ」が付いています。

今回は シ役所の他殺課のイシ間徳治の話ですが、ここでは死刑となった事件が語られています。

石間徳治とは「死役所」の他殺課で働くイシ間の事

この第9条ではイシ間がどうして死刑になったのかが明かされます

イシ間は生前、大工をしていた

奥さんは既に他界していて子供がいなかったイシ間は両親を失った姪っ子のミチを引き取り
一緒に暮らしていた

とても可愛いく優しい少女だった

ミチは自分が結婚する時は おじちゃん(イシ間)に家を建てもらい
一緒に住みたいと言っていたのだが、
涙を流し喜ぶイシ間に、姪っ子のミチはまだ14歳だから気が早いと
おかしくて大笑いした

そんな話をしている時、庭の畑から物音がした。畑泥棒の少年たちは
「ごめんなさい!殺さないでください」と謝る

イシ間は「芋盗んだくらいで殺さねぇよ」と温情を見せると、

それを見ていたミチが
「お腹減ってるの?」イシ間が仕事先でもらって来た大根をあげるのでした

ミチは身も心も優しい少女なのでした

後日、上棟式の帰りに、ミチが家にいないことに気づいた

不審に思いながら水を飲みに外の井戸に行くと
畑の方から物音が‥

「また芋泥棒か?」とイシ間はクワを手に持ち畑の方へ向かい

するとそこには!

あの時の少年2人と
声が出ないように口に物を詰め込まれ
体を押さえつけられたミチの姿があった

ミチは、少年達によって強姦されていたのだ。

イシ間は躊躇なく一人の少年を鍬で殺してしまうのだった!

逃げ惑うもう一人の少年は
「ごっ、ごめんなさい‥殺さないでください!
ちゃんとお礼も言うつもりだったんです
そしたら‥この間の女の子がいて‥」

ほんの興味本位だったんだです
イシ間は少年を殴り

「何が殺さないでだ、クソガキがっ‥」
「よくもミチをあんな目にっ!死ね、クソガキ、死ね」
と、クワで何度も少年の体を刺したのだった‥

イシ間は死体を山中に埋めて隠した

死体が発見されたのは、ミチが嫁いで1年後であったのだ。

イシ間は、姪っ子の将来を守るため
姪っ子が少年たちによって強姦された事実を隠し
自分が酔った勢いで殺してしまった事にしたのである

イシ間は、この事件で死刑の判決が下されたのであった

ある日、年を取ってお婆さんになって亡くなった姪っ子が「死役所」にやって来た

ミチは認知症になっていたが イシ間の事を覚えていて

「おじちゃん元気だった?久しぶりだねぇ!」と
まるで、昔の少女の時と同じ笑顔で挨拶をするのだった

シ村から、ミチは、子供や孫に見守られながら
天寿を全うされたと聞き

後で「成仏課」まで送ると2人は仲良く歩いて行った‥

第10条 初デート ネタバレ

夏加ちゃん15歳、中学三年生。
智也君とデート中、居眠り運転のトラックに轢かれ、亡くなります。

夏加ちゃんと智也君は付き合っているわけではなく、
智也君は夏加ちゃんの片思い相手。

ただ、夏加ちゃんは転校するため、「最後の思い出に」と、彼女がいる智也君と、
デートしている最中、居眠り運転のトラックが歩道に突っ込み、トラックに轢かれた
夏加ちゃんは、亡くなりました。

死役所に来るときは、亡くなったときの状態で来るようで、
夏加ちゃんの身体は、トラックに轢かれた衝撃で、内臓は一部飛び出て、
骨も所々見え、無残なものでした。

その姿を見たシ村さんは
「相手の男性にとって忘れられない思い出になったでしょう」
と、何故なのか、ひどく無神経なことを言います。

姿はどうあれ相手の心に残り続けることが
できたのは、喜ばしいことではないか、と夏加ちゃんに言います。

シ村さんは普段から、嫌味っぽいことを口にはしますが、

今回の相手は女子中学生。
しかも、好きな人とのデート中に、ひどく体を損傷して死んでしまう状態で
それを喜ばしいなんて、思えるわけがないじゃないですか。

シ村さんは夏加ちゃんに平手打ちを食らいます。

「いつか忘れられてもいいから、
きれいなまま、普通の私のままで、生きてお別れしたかった、、、」
泣き崩れる夏加ちゃん。

しばらく、いつもの作り笑いの笑顔は失せ、無表情でボーっとするシ村さん。

彼のビジョンは
草むらに倒れ、おそらく事切れたであろう少女と、それを見下ろすシ村さん
シ村さんの「過去」に関わるワンシーンなのでしょうか?