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2018年に公開された本作は「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のアダム・マッケイ監督による、アメリカの副大統領ディックチェイニーにスポットライトをあてた政治ドラマ。

 

ブッシュ政権のもと、 いかにしてアフガニスタンとイラク戦争が始まったのかをチェイニーの視点からアメリカの裏側がコミカルに描かれています。

 

第91回アカデミー賞では、メイクアップ&ヘアスタイル賞を受賞していました。






ディックチェイニーとはどんな人物?

「史上最強の副大統領」や「影の大統領」などと呼ばれるなどその手腕が高く評価されているチェイニーですが、彼の決断には疑問が多くあり、強硬な保守派政治家としていまなお影響力を持つ政治家です。

 

史上最少年の34歳で大統領首席補佐官に就任すると、ジョージ・HW・ブッシュ政権の元で副大統領を務め、イラク戦争を始めた張本人でもあります。

 

エドワード・スノーデンが暴露したCIAの国民を監視していた件の元の組織を作り上げた影の立役者として、様々なよからぬ噂が後を絶たない政治家でもあります。

 

そんな本作についての感想や評価をまとめてみます。

 

 

主役ディックチェイニーを演じた俳優

主役、チェイニーを演じたクリスチャン・ベールは、1974年1月30日生まれのイギリスの俳優。

有名なシリーズ作「ターミネーター4 」では主演を演じたり、
今回の映画「バイス」でも監督をしているアダム・マッケイ監督作「マネー・ショート 華麗なる大逆転」にも出演しています。

ベイルはチェイニー役のために増量。髪を剃り、眉毛を脱色し、原型をとどめていないほどチェイニーそっくりに変身しかなり話題になっていました。

ベイルは大量のパイと卵を摂取するなど半年かけて20キロ増量し、20代~70代までチェイニーの半生を演じきっています。

 

 

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Twitterやネットでの感想や評価は?

ネットでの視聴者の感想や評価をまとめてみました。

ブッシュ政権下で陰から操る副大統領ディック・チェイニーの権力。
“影の大統領”と評される影響力を持っていた彼はまさに『VICE(悪徳)』だ。
悪の枢軸とされた一画、イラクを制圧する悪。
エンタメとして昇華したその皮肉さ、信憑性の有無よりも実際に起こった事実に恐怖する。

「バイス」と合わせて「記者たち 衝撃と畏怖の真実」も観るのをオススメします。
後者はチェイニーの半生をエンタメに描いた「バイス」とは異なったアプローチで、9.11後の政府の対応を記者たちの視点から社会派ドラマとして描いています。

ザ・アメリカ映画という印象。映画的エンターテイメントもあって楽しめる。

昨今の政治劇の中ではかなり面白い部類。扱ってるテーマは重いのに、笑いを誘うように脚色されていて飽きずに観られます。

各事件について知ってる前提なのもあるだろうけど、敢えて詳しく説明しないところも良かった。興味がない人は置いてくよ?興味感心あったら自分で調べてみたら?っていうスタンスが作品全体に散りばめられていて、ウォーターゲート事件や9.11関連の映画作品をまた観たくなりました。

エンドロール後の1シーンも、今までの流れと同様にふざけていると見せかけて、かなり真面目なメッセージで爪痕残してきた感が。最後の女の子の一言が、現代の若者のイメージそのものなんだろうな、と思うと色々考えさせられます…。

そしてメイク技術も凄いけど、体重増やして40年以上の時間を一人で演じきったという、クリスチャン・ベイルの演技にも拍手せざるを得ない!!

成功というものがゴールじゃなくてスタートだというのがよくわかった。
この映画が本当の意味で始まるのは1時間以上経った後だからみんな気をつけて!

うーん当時のこと勉強してなかったから
あんまり楽しめなかった
テンポは凄い観やすかったし意外と笑えるシーンが多かった
正直なんであんなにのしあがれたのかよくわからんかった…
あと奥さんが立派やった

とにかく珍しい作風。
出てくる人物や時代背景を知らないと楽しめないと思う。

私自身も最後まで観たものの、残るものがなかった。
賛否両論な作品だと思う。

あまり素直に笑えないが 所々にブラックユーモアあり。
9.11当時の副大統領なんて正直知らなかった。事実に基づき真実に近い内容で作成と序盤で出ていたが、あの内容が真実だとすると恐ろしい。
もっと当時の政治背景やアメリカの体制について知っておいてから見るべきだったかも。
これを映画にしたアダム・マッケイ監督は凄い。アメリカでないと作れない。
時間を置いてまた観たい。

政治や歴史等が好きな人や詳しい人は確実に見ごたえのある作品なのではないでしょうか。
真面目な作品のように見えてアダム マッケイ監督らしい遊び心もありそこまで政治に詳しくない人でも楽しめそうな印象の映画です。

 

まとめ

ブラックユーモアたっぷりで面白いなど肯定的な感想が目立つなか、やはり当時の事をよく知らないので楽しめなかったという意見も。

ただ、登場人物達を演じる俳優達がそっくり過ぎてすごいなど、それだけでも見に行く価値はありそうですね。